質問
監査スケジュールに「期末監査」という表現があるのですが、具体的にどのようなことが行われるのでしょうか?
回答
決算日以降に実施する監査のことを「期末監査」と表現することが多いです。
実査、確認、棚卸の立会、その他勘定残高に対する監査手続、開示書類のチェックなどなどが行われます。
期末監査=決算日以降に行われる監査手続の総称
期末監査とは、決算日以降に行われる監査手続の総称です。
大きく①勘定残高に対して実施する手続、②開示書類のチェック、③それ以外の手続の3つに分けられます。
勘定残高に対する監査手続(実査、棚卸の立会、確認、その他)
試算表を基礎として、試算表の各勘定科目残高が適正であるか検証を行います。
現金等の実査、棚卸の立会、銀行残高や売掛金・買掛金等の債権債務の確認といった手続の他に、分析的実証手続、関連する資料の閲覧や資料との突合などが行われます。
開示書類のチェック
監査報告書が添付される開示書類に対するチェックを行います。
具体的には次のような検証を実施します。
- 基礎となる試算表等の資料と開示されている数値の突合
- 開示されている科目が妥当であるかの検証(科目の名称、集約の適否など)
- 注記に記載されている事項は妥当か、漏れがないか。
上記以外の監査手続
上記以外にも、損益取引に対するテスト(期中監査で未実施の期間に対するテスト)、経営者確認書の入手なども行われます。

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