質問
初めて会計監査を受けるのですが、始まりと終わりの時期がよくわかりません。決算日や税務申告書を出したら終わるのでしょうか?
回答
会計監査の始まり:監査契約締結日から監査が開始となります。
会計監査の終わり:監査報告書が発行されたら監査終了となります。
会計監査の始まりは監査契約締結日
監査契約の締結により、会計監査が正式にスタートします。
会計監査の終わりは監査報告書発行日
会計監査は監査報告書を発行した日に終了となります。決算日や税務申告書の提出とは関係ありませんので注意が必要です。
監査報告書の提出日は、監査契約の段階で合意をする(年間監査スケジュールに記載する)のが望ましいですが、少なくともデッドライン(例えば監査報告書付きの財務諸表を銀行に提出するのであれば、その提出期限)は認識を一致させるべきです。
後発事象
決算日から監査報告書発行日までは期間が空くのが通常です。この「決算日から監査報告書発行日まで」の期間に生じた重要な事象(後発事象)は、決算書の数値に反映するか、注記に記載することが求められます。数値に反映することが必要な後発事象を「修正後発事象」、注記に開示することが必要な後発事象を「開示後発事象」といいます。
後発事象を検討する期間の終わりが監査報告書発行日となります。
始まりの「前」と終わりの「後」
一般的に、会計監査人側では契約締結前、監査報告書日後にも作業が生じます。どんな作業があるか紹介します。
(契約締結前)
- 監査契約締結のための調査(反社チェック、独立性チェック)
- 公表されている資料に基づく分析
(監査報告書発行後)
- 監査調書の整理、保存

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